この記事では、八天堂のくりーむパンとファミマ版の八天堂のクリームパンの違いや食べ比べてみた結果を紹介しています。
結論をまとめると …
- どちらも八天堂が開発したくりーむパン
- 八天堂本家は何度食べてもはっとする今までにない味がコンセプト
- ファミマ版は毎日食べたくなる身近さをを目指している
- コンセプト通り八天堂はコク深くファミマ版はあっさり軽いが両方とろけた
おっとなる美味しさを求めるならちょっと値段高めの八天堂が、ホッとする美味しさを求めるならファミマ版がおすすめ!
ただ実は、楽天やAmazonの公式ショップをセールのタイミングで利用すると、高いハズの本家が破格で手に入ることもよくあります。
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八天堂クリームパンファミマ版との違い
八天堂のくりーむパンは、ファミリーマート店頭でも買えます。

が、ファミマ版のクリームパンは、八天堂店頭で販売されているくりーむパンとは仕様がかなり違うんです!
八天堂には色々な味のくりーむパンがありますが、ここでは定番一番人気「カスタード味」での比較結果を紹介していきます。
コンセプトが違う
- 八天堂:何度食べてもはっとする今までにないクリームパン
- ファミリマート:毎日でも食べたくなるもっと身近なクリームパン
昭和8年、1933年に広島県三原市港町に和菓子店として誕生した「八天堂(はってんどう)」。

その後パン屋として大成功を収めるも、”良い”ではなく”売れるパン”を追求していることに気づき原点回帰を決意。
その中で3年の歳月をかけて2008年に誕生したのが、看板商品”くりーむパン”です。


何度食べてもはっとする、今までにない冷やして食べるとろける食感が自慢です。
一方で、ファミマで流通しているのは、”もっと身近に”をテーマに2022年に八天堂が開発したくりーむパンです。
正式な商品名は、”冷やして食べるとろけるくりーむパン”。
[引用元]八天堂公式HP
こだわりは毎日でも食べたくなるような軽い口溶けです。
八天堂のくりーむパンの冷やしても柔らかくふんわりした味わいのスイーツパンの特長はそのまま踏襲。
ただ、クリームにホイップを配合することで軽い味わいに仕上げています。
生クリームの有無
カスタード味の本家とファミマ版のくりーむパンの原材料名が、こちらです。
- 八天堂
:牛乳(国内製造)、小麦粉、生クリーム、卵、砂糖、マーガリン、はちみつ、酵母、食塩、脱脂粉乳、ホエイパウダー、小麦グルテン、植物油脂/トレハロース、グリシン、乳化剤、酵素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む) - ファミリーマート
:牛乳(国内製造)、小麦粉、卵、乳等を主要原料とする食品、砂糖、マーガリン、還元水飴、はちみつ、酵母、食塩、脱脂粉乳、ホエイパウダー、小麦グルテン、植物油脂/グリシン、トレハロース、乳化剤、pH調整剤、加工澱粉、酵素、リゾチーム、安定剤(増粘多糖類)、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)
八天堂本家のクリームパンカスタード味には、生クリームが使われています。
基本構成はよく似ているものの、八天堂の「生クリーム」がファミマ版では「乳等を主原料とする食品」に変わっています。
生クリームは添加物なしの純粋な乳脂肪分で、コク深く風味豊かなのが特徴です。
一方、乳等を主要原料とする食品は植物性油脂や乳化剤などを加えた加工品で風味は軽め。
八天堂本家が目指すとろけるコク深仕様、ファミマ版が目指すあっさり軽い味わいは、原材料にもしっかり現れています。
添加物の種類
現在の日本の原材料名表記のルールでは、「/(スラッシュ)」の後に添加物が書かれています。
- 八天堂
/トレハロース、グリシン、乳化剤、酵素、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む) - ファミリーマート
/グリシン、トレハロース、乳化剤、pH調整剤、加工澱粉、酵素、リゾチーム、安定剤(増粘多糖類)、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆を含む)
八天堂も全国展開しているものの、ファミマ版の方が製造ロットが大きく流通経路が複雑です。
温度変化や輸送中の品質劣化の防止・日持ちの確保を目的に、さまざまな添加物が使われています。
実際、八天堂本家のくりーむパンの日持ちは購入日の翌日までですが、ファミマ版は2~3日が消費期限なものが多いです。
また、製造自体はどちらも八天堂の同じ工場で行われているものの、ファミマ版は流通企業が保存方法や仕様を調整しています。

表示義務や品質基準の違いも、影響している可能性もあります。
カロリーが違う
- 八天堂:218kcal
- ファミリーマート:189kcal
原材料が違うので当然ではありますが、八天堂本家の方がファミマ版よりカロリーが約15%高いです。
カロリー以外の栄養成分表示をまとめると …
本家八天堂 | ファミマ版八天堂 | |
熱量 | 218 kcal | 189 kcal |
たんぱく質 | 4.6 g | 4.3 g |
脂質 | 12.1 g | 9.4 g |
炭水化物 | 22.2 g | 21.8 g |
食塩相当量 | 0.2 g | 0.2 g |
ファミマ版は、本家に比べてカロリーの低さと裏腹炭水化物はほぼ同等で、脂質が低め。
栄養成分表示の違いからも、本家八天堂の方が濃厚仕様が伝わってきますね。
値段が違う
- 八天堂:税込み330円
- ファミリーマート:税込み280円
八天堂本家のクリームパンの方が、2割弱値段が高めです。
濃厚でコク深いこだわり仕様な分、八天堂本家の方が高くなっています。
ただ、カロリー単価は八天堂本家もファミマ版も、税込み1.5円/kcal。
カロリー単価はほぼ一緒ですが、買う側としては300円以下と以上だと結構印象が違いますね。
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八天堂版とファミマ版を食べ比べてみた!
八天堂のくりーむパンとファミマ版のくりーむパンを食べ比べてみました!
食べ比べたのは、八天堂一番人気のカスタード味です。
の本家(左)・ファミリーマート(右)の写真.jpg)
実際に食べてみると見た目や大きさはもちろん、味も全く違いました。
ここまで違うと思っていなかったので、正直ビックリ!
見た目が違う
袋から取り出してみると、見た目も全く違いました。
とファミリーマートで買った冷やして食べるとろけるくりーむパン(右)の写真.jpg)
左の八天堂本家は焼き色しっかりに対して右のファミリーマートは焼き色が控えめ。
個体差もありそうですが、パッと見た印象は八天堂本家の方がザ・パンという見た目をしていました。
大きさが違う
の本家(左)・ファミリーマート(右)を上から見た写真-1024x506.jpg)
の本家(左)・ファミリーマート(右)を横から見た写真-1024x460.jpg)
の本家(左)・ファミリーマート(右)を裏から見た写真-1024x542.jpg)
- 八天堂:直径約7.5cm・高さ4cm弱・重さ76g
- ファミリーマート:直径約7cm・高さ約3cm・重さ68g
八天堂本家クリームパンの方が、ファミマ版より一回り大きめでした。
見た目も大きさも結構違うので、知っていれば見分けるのは簡単です。
味・食感が違う
の本家(左)・ファミリーマート(右)の断面写真.jpg)
見た目も大きさも原材料名にもしっかり違いがある両者は、味も食感も当然ながら全く違いました。
八天堂版はしっとりふんわりとした生地もコク深いクリームも、まさにとろける食感で一体感も抜群。
の断面写真.jpg)
ケーキを食べた時のような、お値段以上のちょっとリッチな満足感がありました。
百種を捨てて一種に賭けた逆転のくりーむパンと言われるだけあるな、と。
甘すぎず濃すぎず、でも満足感はしっかりある、すべてのバランスが絶妙なとても美味しいケーキのようなクリームパンでした。
ファミマ版はちょっと生地の表面がペトペトしてしまっている反面中は少しモソッとしてました。
あくまで個人の感想ですが、生地の美味しさは八天堂本家の圧勝!
クリームの軽やかでとろける食感は、八天堂本家とファミマ版もよく似ていました。
の断面写真.jpg)
が、基本的にファミマ版の方があっさり軽やかで、コンセプト通り毎日食べるなら確かにこちらかも。
本家八天堂のクリームパンのようなおぅとなる美味しさは、正直ありません。
ファミマ版はどこかホッとする、それでいてバランスの良い美味しさは本家同様しっかり健在。
どちらもお値段以上に美味しいものの、コンセプト、そして値段の違いはしっかり味に反映されていました。
日常の延長のデザートならファミマ版が、プチ贅沢なケーキ気分を楽しみたいなら本家八天堂クリームパンがおすすめです。
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八天堂クリームパンファミマ版との違いのまとめ
八天堂のくりーむパンのファミマ版も、本家と同じく八天堂が作っています。
ただ、味や大きさなどが全く違います。
本家は生クリーム使用でコク深く、見た目や食感もリッチな仕上がりです。
一方ファミマ版は軽やかで毎日食べやすい味を目指し、添加物が多い分日持ちも少し長めです。
値段は本家が少し高めですがセールでは安く買えることもあります。
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※ 記載の情報は2025年9月時点のものです。
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