秋の味覚、中津川式栗きんとんをひたすら買って食べ比べ、筆者の独断と偏見でランキングを作成してみました!
あくまで個人の感想ではありますが、10種類以上を実食した中で「これは美味しい!」と感じたものを厳選して紹介しています。
🌰 中津川栗きんとんランキング【2025年版】
| 順位 | メーカー | 味の特徴 | 日持ち | 税込み価格 | おすすめ点 |
| 1 位 | 恵那川上屋 | ホロホロ系・程よい小粒感・甘さすっきり | 常温最長3日 | 270円 | 家庭贈答両用 |
| 2 位 | 恵那寿や | とろける口溶け・粒感控えめ・優しい甘さ | 常温最長4日 | 335円 | 自分へのご褒美 |
| 3 位 | つちや | 滑らか・粒感なし・濃厚で甘め | 常温最長4日 | 333円 | 甘党向け |
| 4 位 | すや | ホロホロとろける・粒感しっかり・甘さすっきり | 常温最長3日 | 326円 | 風味重視派向け |
| 5 位 | 松月堂 | しっとりホロホロ・粒感なし・甘さ控えめ | 常温最長7日 | 342円 | 手土産に最適 |
| 6 位 | 金蝶園 | なめらか・粒感なし・甘さ控えめ | 冷蔵最長2日 | 300円 | 上品な贈り物 |
| 7 位 | 七福 | しっとり・大粒入り・やや控えめな甘さ | 常温最長5日 | 323円 | 粒感好きに |
| 8 位 | 新杵堂 | とろける・粒感なし・優しい甘さ | 冷凍最長30日 | 340円 | 通年楽しめる |
※ メーカー名をクリックすると商品ページに移動します。
記事内では、各栗きんとんの詳細レビューはもちろん、選び方のポイントや今年出会った“栗きんとんに似た感動栗菓子”も番外編として掲載しています。
栗きんとん選びの参考になれば嬉しいです!
\最新の栗きんとん人気ランキングはこちら/
【2025年最新】中津川栗きんとんランキング
早速、中津川栗きんとんを実際に食べ比べた結果をランキング形式で紹介していきます。
2025年に筆者が実際に食べ比べた中津川風栗きんとんは、なんと10種類以上!

ここでは、原材料が「栗、砂糖」のみで構成されたものの中から、特に美味しかったベスト8を筆者の独断と偏見でランキング形式で紹介します。
とはいえ、れも甲乙つけがたい美味しさでそれぞれに異なる魅力が詰まっていました。
以下では、各商品の特徴を写真付きで詳しく紹介しているので、自分好みの栗きんとんを見つける参考になれば嬉しいです。
8位:新杵堂

| 食感 | なめらかでとろける食感 |
| 粒感 | ほぼなし |
| 甘さ | 優しい甘さ |
| 販売期間 | 通年販売 |
| 大きさ | 18g・3.5~4cm・厚み2cm強 |
| カロリー | 49 kcal |
| 値段/個 | 税込み340円 |
| 賞味期限 | 冷凍30日間 |
| メーカーの特徴 | 1948年創業の中津川の和洋菓子メーカー |
1948年創業・中津川発の「新杵堂」は、和洋菓子の両軸で栗菓子を展開する老舗メーカーです。
新杵堂の栗きんとんは約18g・カロリー49kcalとやや小ぶりです。

栗と砂糖だけとは思えない繊細なとろける食感は、思わず原材料を確認してしまったほど。
粒感がほぼない滑らかさと優しい甘さがコラボした味わいは、まるで洋菓子のようでした。

通年販売で冷凍で長期保存可能なうえ、プレミアム仕様やアレンジ商品も豊富。

栗きんとんの新しい可能性を感じさせてくれる一品ですが、冷凍のせいか全体的に少し栗の風味は優しめでした。
とはいえ、間違いない美味しさを年中好きなタイミングで楽しめる上に、楽天公式では破格セールをよく開催しています。
定価の半額以下で美味しい栗きんとんを楽しめるチャンスがよくあるのも嬉しいポイントです。
【関連記事】
>> 新杵堂栗きんとん実食レビューはこちらから。
\最新のセール会場はこちら/
7位:七福

| 食感 | しっとりホロホロきめ細やか |
| 粒感 | 大きめの粒たっぷり入り |
| 甘さ | やや控えめ |
| 販売期間 | 9~翌2月下旬の販売 |
| 大きさ | 24g・3.5~4.5cm・厚み約2.5cm |
| カロリー | 68 kcal |
| 値段/個 | 税込み323円 |
| 賞味期限 | 最長5日間 |
| メーカーの特徴 | 1976年創業・中津川発の栗菓子専門の和菓子店 |
1976年創業・中津川発の「栗菓匠 七福」は、自社栗農園を持つこだわりの和菓子屋です。
七福の栗きんとんは約24g・カロリー68kcalと大きさは平均的ながら少しボリュームは高め。

栗の火入れおさえた分、とことん栗の香りの濃さが際立っているのが特徴です。
特に印象的だったのは、しっとりとした口当たりの中に大粒の栗がたっぷり感じられる食感のアクセント。

今回食べた中で栗の粒感と香りの鮮度が際立っていたのは、七福でした。
個人的には少し栗の粗さにネガティブな印象を受けたものの、最長5日間日持ちするのも嬉しいポイントです。
\自社農園の栗香る、手絞りの味/
6位:金蝶園

| 食感 | しっとりホロモソ |
| 粒感 | 粒感は一切なくとにかく滑らか |
| 甘さ | 甘さ控えめ |
| 販売期間 | 9月上旬から11月下旬まで |
| 大きさ | 27g・4cm弱・厚み約2.5cm |
| カロリー | 66 kcal |
| 値段/個 | 税込み300円 |
| 賞味期限 | 要冷蔵・最長2日間 |
| メーカーの特徴 | 1798年創業の大垣の老舗・名物は酒饅頭と水まんじゅう |
1798年創業の岐阜大垣の老舗和菓子店「金蝶園(きんちょうえん)総本家」。
1855年に独自製法で酒饅頭を生み出しその名が全国に広まり、現在では水まんじゅうの名店としても広く知られています。
秋限定で登場するこだわりの栗きんとんは、約27g・カロリー66kcalというサイズ感。

やや重めながらカロリーは低めで甘さもかなり控えめ、栗の自然な風味がじんわり広がる上品な味わいが特徴です。
食感はしっとりホロホロで粒感は一切なく、なめらかな舌触りが印象的でした。
販売期間は9月上旬から11月下旬までと、昔ながらの短め仕様。
さらに、珍しい要冷蔵タイプで、賞味期限は最長2日間という繊細な仕上がりです。
老舗ならではの丁寧な味づくりと、鮮度を重視したスタイルに納得の一品。
やや乾燥しやすい点には注意が必要ですが、こだわりの味わいは間違いない美味しさでした。
\水まんじゅうの名店が贈る秋の一粒/
5位:松月堂

| 食感 | しっとりホロホロきめ細やか |
| 粒感 | 舌触りとしての粒感はほぼなし |
| 甘さ | 甘さ控えめですっきり |
| 販売期間 | 9月から2月末まで |
| 大きさ | 23g・約3.5~4.5cm・厚み約2.5cm |
| カロリー | 54 kcal |
| 値段/個 | 税込み342円 |
| 賞味期限 | 最長7日間 |
| メーカーの特徴 | 1907年中津川総業の老舗和菓子店 |
1907年創業の老舗和菓子店「松月堂」は、中津川の栗文化を支えてきた名門老舗和菓子店のひとつです。
秋限定で販売される栗きんとんは、約23g・カロリー54kcalと少しボリュームは控えめ仕様。

甘さもやや控えめで、栗本来の風味がすっきりと引き立つ仕上がりが特徴です。
特に印象的だったのは、しっとりとした口当たりとホロホロと崩れるきめ細やかさ。

舌触りとしての粒感はほとんどなく、滑らかさを重視する人にとって、間違いなく至高の栗きんとん!
筆者個人としてはもう少し粒感が欲しく感じましたが、完成度の高さはさすが老舗の一品でした。
伝統と品質を感じさせる味わいながら賞味期限は最長7日程度と、手土産にも安心の日持ちも嬉しいポイントです。
【関連記事】
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\とろける老舗栗きんとんはこちら/
4位:すや

| 食感 | しっとりホロホロとろける |
| 粒感 | こまやかで少量ながら粒感しっかり |
| 甘さ | すっきりとした甘さ |
| 販売期間 | 9月から翌年1月頃まで |
| 大きさ | 24g・3弱~4.5cm・厚み2cm弱 |
| カロリー | 72 kcal |
| 値段/個 | 税込み326円 |
| 賞味期限 | 最長3日間 |
| メーカーの特徴 | 元禄年間創業の中津川の老舗和菓子屋 |
元禄年間(1688〜1704年)創業の「すや」は、中津川に本店を構える老舗和菓子店。
栗きんとんの元祖とも言われる存在で、素材の持ち味を最大限に活かす製法にこだわりがあります。
すやの栗きんとん1個の大きさは約24g・72kcalと、大きさは平均的ながらカロリーはやや高め。

力強い栗の風味とともに広がるしっかりとした甘さ、それでいてすっきりとした後味が印象的でした。
中でも、しっとりとホロホロとろける口溶けで、飲み物のお供がなくても最後まで心地よく味わえるのが見事!

ただ、控えめに入ったこまやかな栗の歯ごたえが、もう少し柔らかいほうが個人的には好みでした。
とはいえ、今回食べた中で最も口溶けの良さが際立っていたのは、すやの栗きんとん。
口溶けを重視する人には、元祖栗きんとん「すや」がぴったりです。
\老舗の技、飲み物なしでとろける/
3位:つちや
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| 食感 | しっとりホロモソ |
| 粒感 | 滑らかで舌触りとしてはほぼ感じず |
| 甘さ | しっかり甘めで濃厚 |
| 販売期間 | 9月上旬から11月下旬まで |
| 大きさ | 25g・約4~4.5cm・厚み約2cm |
| カロリー | 88.3 kcal |
| 値段/個 | 税込み333円 |
| 賞味期限 | 最長4日間 |
| メーカーの特徴 | 1755年創業の大垣の老舗菓子店・名物は柿羊羹とおゝ垣 |
1755年創業の大垣の老舗和菓子店「御菓子槌谷(つちや)」。
栗羊羹や洋菓子のおゝ垣など、伝統と革新を融合した菓子づくりに定評がある岐阜の名店です。
毎年秋限定で登場する栗きんとんは、約25g・カロリー88kcalというサイズ感。
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今回食べた中では最も高カロリーでしたが、しっかり甘めながら濃厚な栗の風味が感じられ、満足度は非常に高かったです。
食感はしっとりしつつもホロホロとほどけるような口どけで、粒感はほぼ感じず、なめらかな舌触りが印象的でした。
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販売期間は9月上旬から11月下旬までと、最近の長期販売傾向とは異なり、昔ながらの短め仕様。
老舗らしいこだわりを感じさせるところにも、個人的には惹かれました。
\秋限定、老舗の濃厚栗きんとん/
2位:恵那寿や

| 食感 | しっとりホロモソ口溶け抜群 |
| 粒感 | 少なめの程よいアクセント |
| 甘さ | 優しい甘さで後味すっきり |
| 販売期間 | 9月から翌1月下旬まで |
| 大きさ | 24g・約4cm・厚み約2.5cm |
| カロリー | 57 kcal |
| 値段/個 | 税込み335円 |
| 賞味期限 | 最長4日間 |
| メーカーの特徴 | 1764年創業恵那発の老舗和菓子店 |
1764年創業の老舗和菓子店「恵那寿や」は岐阜県恵那市に本店を構え、宿場町文化とともに栗菓子を磨いてきた名店です。
秋限定で販売される栗きんとんは、約24g・57kcalというサイズ感。

しっとりホロホロとろける口溶けに、優しい甘さとすっきりした後味。
粒感は控えめながら程よいアクセントで、飲み物なしでも最後まで心地よく味わえました。

とろける食感と甘さのバランスが絶妙で、秋のご褒美にぴったりの一粒です。
\ほろりとろける!秋のご褒美はこちら/
1位:恵那川上屋

| 食感 | きめ細やかなホロホロ系 |
| 粒感 | 満遍なく小粒の栗感あり |
| 甘さ | しっかり甘いが後味すっきり |
| 販売期間 | 9月から翌1月下旬まで |
| 大きさ | 23g・4~4.5cm・厚み2cm弱 |
| カロリー | 55 kcal |
| 値段/個 | 税込み270円 |
| 賞味期限 | 最長3日間 |
| メーカーの特徴 | 1964年創業の岐阜県恵那発の栗和洋菓子専門店 |
1964年創業の栗菓子専門店「恵那川上屋」は、和と洋を融合した商品展開を得意としています。
秋限定で販売される栗きんとんは、約23g・カロリー55kcalというサイズ感。

カロリーはやや低めながら、栗本来の甘さ・風味がしっかりあるので満足感はばっちりでした。
特に、しっとり感控えめなホロホロとしたきめ細やかな食感、均一な小粒の栗感を全体を通して満遍なく楽しめるところが印象的でした。

今回食べた中で、筆者がイメージする「栗きんとん」のまさにそれに最も近かったのはダントツで恵那川上屋!
我が家の支持率が一番高かったのも、恵那川上屋の栗きんとんでした。
価格は税込み270円と手ごろ価格ながら、栗菓子専門店にふさわしい美味しさが最長3日間日持ちするのも嬉しいポイントです。
\我が家No1!間違いない王道/
公式サイト:https://www.enakawakamiya.co.jp/ ![]()
中津川栗きんとんの選び方ガイド
中津川の栗きんとんは、店舗ごとに食感・甘さ・価格・日持ちなどに明確な違いがあります。
自分の好みに合った選び方のポイントを押さえておくと、より満足度の高い一品に出会えます。
食感の違いで選ぶ
栗と砂糖のシンプル構成でありながら、栗きんとんには「なめらか系」「しっとり系」「ホロホロ系」に分かれます。
- なめらか系:餡のようなとろける口当たり。新杵堂が代表格。
- ホロホロ系:舌に馴染む濃厚さが特徴。恵那川上屋やつちやが該当。
- しっとり系:口の中でほどけるものによっては飲み物いらず。恵那寿やすやが代表格。
さらに、全体の舌触りに加えて栗の粒感の有無も食感の印象を左右します。
粒感があると素朴さや素材感が際立ち、なめらか系ではより洗練された印象に。
食感の好みは人それぞれ異なるため、まずは自分がどのタイプに惹かれるかを意識して選ぶのがおすすめです。
甘さのタイプで選ぶ
栗きんとんの甘さも、店舗によってかなり違います。
- 甘さ控えめ:栗本来の風味を活かしたすっきり系。松月堂、信玄堂など。
- 甘さしっかり:濃厚で満足感のある味わい。川上屋、七福など。
- バランス型:甘さと風味のバランスが良く、万人受けしやすい。恵那川上屋など。
糖度が高すぎると栗の香りが弱まることもあるため、風味重視なら控えめ系がおすすめです。
用途に合わせて選ぶ(手土産・自宅用)
用途によっても、重視すべきポイントが変わってきます。
- 手土産向け:賞味期限が長め・丁寧な包装が安心。信玄堂や七福が王道。
- 自宅用:風味重視の賞味期限短めがおすすめ。金蝶園やすやは鮮度重視。
また、同じ栗と砂糖で作らていても、1個200円台〜300円台まで幅広め。
贈答用の場合箱入りセットが良いですが、自宅用なら簡易包装で十分です。
購入前に「いつ食べるか」「誰に渡すか」を考えると、失敗しにくくなります。
\最新の栗きんとん人気ランキングはこちら/
【番外編】2025年秋一番感動した栗菓子
中津川式栗きんとんを見かけると、試さずにはいられない。
そんな栗菓子好きの筆者が、2025年に最も感動した一品がこちら。

京都の老舗和菓子店老松が秋限定・数量限定で手掛けている「栗しぼり」です。

中津川風とは異なるアプローチながら、栗の香り・甘さ・食感のすべてが絶妙。
滑らかで餡のような口当たりは、ひと口で「おぉ…!」と声が漏れるほどの驚きがありました。

サイズは約3.5〜4cm角・44gと、一般的な栗きんとんの倍近く。



消費期限は当日中と非常に短く販路も限られているため、気軽には手に入りません。
ただ、秋の時期には百貨店で実演販売されることもあり、出会えたらラッキー。
まさに“栗菓子の芸術品”と呼びたくなる特別な一粒で、栗好きなら一度は味わってほしい逸品です。
\老松の美味しいはこちらから/
中津川栗きんとんランキングのまとめ
中津川式栗きんとんを10種類以上食べ比べ、筆者の独断と偏見でランキングを作成しました。
1位は甘さと食感のバランスが抜群な恵那川上屋で、2位は口溶けの良い恵那寿や、3位は濃厚な味わいのつちやでした。
老舗ごとに甘さや食感が全く違うので、なめらか系やホロホロ系など好みで選ぶのがおすすめです。
\最新の栗きんとん人気ランキングはこちら/
※ 記載の情報は2025年10月時点のものです。

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