この記事では、Lindt(リンツ)の原産国による違いを徹底解説しています。
最新の調査結果をまとめると …
- リンツ公式で販売されている商品の原産国はスイス・イタリア・アメリカなどさまざまだが、看板商品リンドールの大半は現在イタリア製
- リンツの日本法人のほかコストコや三菱食品などもリンツの正規輸入者
- 輸入者によって同じ味の違う原産国のリンドールが販売されていることがある
- 原産国による味の違いは結構あり、公式は包装がきれいで甘みがスッキリ
以下で、たっぷりの写真付きでリンツの原産国による違い詳細を分析しているので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
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リンツ公式の原産国は商品によって違う
Lindt(リンツ)は、1846年に創業したスイスのチョコレートメーカーです。

日本国内でも大人気のチョコレートブランドですが、2025年現在リンツの直営工場は日本国内にはありません。
リンツのチョコレートは現在、本社のあるスイスやヨーロッパ、アメリカにある11の拠点で作られています。
- スイス
- イタリア
- ドイツ
- フランス
- アメリカ
etc …
ただ、2025年現在看板商品リンドールの大半が、イタリアで作られたものが占めています。
【リンツ公式:定番フレーバーの原産国】
店頭の看板商品リンドールにたくさんの種類があることが分かる写真.jpg)
原産国 | スイス | イタリア | ドイツ | フランス | アメリカ |
味 | ティラミス・ストラッチアテラ・キャラメル・チーズケーキ | ミルク・ストロベリー&クリーム・ホワイト・抹茶・ピスタチオ・ブラッドオレンジ・ダブルチョコレート・ヘーゼルナッツ・ソルテッドキャラメル・60%カカオ・70%カカオ・ダークミント・ミルク&ホワイト・ダーク・ドルセ デ レチェ | – | – | ファッジスワール・シーソルト・アーモンドバター・バースデーケーキ |
ごく少数スイスとアメリカで作られていて、ドイツやフランスではリンドール以外のチョコレート菓子しか現在は作られていません。
ちなみに、2025年現在コストコと販売されているリンドールは基本中身は同じです。
以前はコストコとリンツ公式では、原産国の違うリンドールが販売されていました。
が、現在は基本同じ原産国のリンドールが販売されていて中身は同じ。(リンツ公式に確認済み)
輸入者の違いが、販売時の状態に違いをもたらしているにすぎません。
一方で、リンツのチョコ、中でもリンドールの輸入を手掛けている企業は日本国内にはほかにもあります。
その結果、同じリンツの商品でも日本国内で違う原産国のリンドールが手に入るケースも結構あるんです!
リンツの原産国は輸入者によっても違う

Lindt(リンツ)公式で販売されているのは基本、「Lindt&SPRUNGLI JAPAN(リンツ&シュプルングリーンジャパン)株式会社」が輸入したチョコレートです。
公式で販売されているチョコレートの輸入者がLindtSPRUNGLI-JAPAN(リンツ&シュプルングリーンジャパン)株式会社であることがわかる写真-1024x160.jpg)
ただ、最近は看板商品であるリンドールを中心にコンビニやスーパーなどでもリンツの商品がよく販売されています。
リンツ公式ショップ以外で販売されているリンドールはすべて、輸入者がリンツではありません。
筆者が2025年現在日本国内での流通を確認できたリンドールの輸入者と販売スポットは、
- リンツ&シュプルングリーンジャパン株式会社:公式ショップ
- コストコホールセールジャパン株式会社:コストコ・通販
- 三菱食品株式会社:コンビニ・スーパーなど
- フロンティア物産:輸入雑貨店など
などなど。
うち、一部リンドールのみを販売しているコストコは基本、公式と同じイタリア製造が大半を占めています。
一方、三菱食品やフロンティア物産が販売するリンドールのメインの原産国はスイスです。
リンドールの原産国がスイスであることがわかる写真-928x1024.jpg)
そこで、リンツ看板商品リンドールの中でも人気フレーバーミルクとホワイトのイタリア産とスイス産を食べて比べてみました。
カロリー
原産国 | イタリア | スイス |
輸入者 | リンツ公式 | 三菱食品 |
ミルク | 熱量:621 kcal たんぱく質:5 g 脂質:47 g 炭水化物:44 g 食塩相当量:0.17 g | 熱量:628 kcal たんぱく質:4.7 g 脂質:47.1 g 炭水化物:46.2 g 食塩相当量:0.2 g |
ホワイト | 熱量:633 kcal たんぱく質:4 g 脂質:48 g 炭水化物:45 g 食塩相当量:0.2 g | 熱量:635 kcal たんぱく質:5.3 g 脂質:48.5 g 炭水化物:44.4 g 食塩相当量:0.2 g |
※ 100g当たり
当たり前ではありますが、基本カロリーをはじめとした栄養成分表示はスイス製造イタリア製造ともそっくりです。
ただ全く同じ数字ではありません。
もちろん、書かれている数字自体が推定値にすぎないなので測定方法に由来した揺らぎである可能性も十分あります。
が、傾向としてスイス製造のリンドールの方が少しだけ高カロリーな傾向にあることがわかりました。
原材料
原産国 | イタリア | スイス |
輸入者 | リンツ公式 | 三菱食品 |
ミルク | 砂糖、植物油脂、ココアバター、カカオマス、全粉乳、脱脂粉乳、乳糖、バターオイル、麦芽エキス/植物レシチン、香料 | 砂糖、植物油脂、ココアバター、全粉乳、カカオマス、乳糖、バターオイル、脱脂粉乳、麦芽エキス/植物レシチン(大豆由来)、香料 |
ホワイト | 砂糖、ココアバター、植物油脂、全粉乳、乳糖/植物レシチン、香料 | 砂糖、ココアバター、植物油脂、全粉乳、脱脂粉乳/植物レシチン(大豆由来)、香料 |
当然ながら原材料名もよく似ているものの、ミルク味については順番が、ホワイト味には脱脂粉乳と乳糖の違いを確認。
同じメーカーの商品ではあるものの、完全に同じではない可能性が高いと言えることがわかりました。
味の違い
原産国 | イタリア | スイス |
輸入者 | リンツ公式 | 三菱食品 |
ミルク | ![]() 濃厚でしっかり甘め | ![]() 濃厚だけど後味が少しスッキリ |
ホワイト | ![]() 濃厚なコク深い甘さが続く | ![]() スッキリの後にコクが広がる |
違いは一応ありそうだけど、正直食べてわかるはずがないと思っていた筆者。
が、ミルクとホワイト味については、結構違いがありました。
あくまで個人の感想ですが、スイス原産の方が濃厚で甘さが重め。
対して、イタリア産にもしっかり濃厚なコクがありますが、ミルクは後味が、ホワイトは口に入れた瞬間少しスッキリとした印象を受けました。
その結果、ミルク味はイタリア原産、ホワイト味はスイス原産の方が好みでした。
また、もっと数を比べてみないと断言できないものの、公式のイタリア製の方が包装がきれいな傾向にありました。
ホワイトの原産国イタリア(左)とスイス(右)の写真-1.jpg)
ロゴがしっかりセンターに来ていて、丸くきれいなのしかイタリア製にはありませんでした。
公式だから!と言われればそんなこともありそうなような?今リンドールの定価が一番高いのは、公式ですしね。
ちなみに、現在国内には基本流通していないものの、リンドールのミルクやホワイトにはアメリカ製造のもあります。
筆者は過去には食べたことがあるものの、記憶があやふや。
機会があれば、原産国違いのリンドールの食べ比べを楽しんでみたいともくろんでいます。
少なくとも味には結構違いがあるので、みなさんもぜひ食べ比べて自分好みのリンドールを追求してみてください!
リンツの原産国による違いのまとめ
Lindt(リンツ)公式のチョコレートは、スイスやイタリア、ドイツ、アメリカなど商品によって原産国が異なります。
ただ、2025年現在看板商品リンドールはほとんどがイタリア製です。
また、リンツには公式の日本法人以外にも正規輸入代理店が国内にたくさんあります。
その結果、同じ味でも輸入元が違う原産国が違いの商品が国内で手に入れられることがあります。
実際に食べ比べてみると、思った以上に味が違いました。
見た目の包装にも差があり、食べ比べるととても楽しいのでリンツファンはぜひ試してみてください!
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※ 記載の情報は2025年6月時点のものです。
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